半袖ワイシャツの素敵に見える選び方by【外見ブランディング】内山 由依子 講師

一段と暑さが増してきましたね。

この季節は「クールビズ」が推奨され、ノーネクタイのほか半袖のワイシャツを着るケースが出てきます。

一方で、半袖のワイシャツは「選び方」「着こなし」を間違えると途端にダサく見えます。

 

そこで、今回は素敵に見える選び方を伝授。

 

半袖がやぼったく見える人は「シャツのアームホール」を見落としています。首のサイズが合っていても、腕のサイズが合っていない人は、半袖シャツ姿がやぼったく見えてしまいます。

これはサイズを選ぶとき、首周りにのみ意識が向いている人が陥る盲点。

 

長袖シャツは、構造上、袖口にかけテーパー(徐々に細くなる)が効いています。ですが、長袖と同じ型紙で作られた半袖シャツは、袖口に絞りが効いていないため、腕に対しムダな空間が生まれます。

このだぶついた半袖の印象がやぼったく見えるポイント。

 

ではどう選ぶといいのでしょう。

 

半袖は、首周りより腕周りを優先させるとうまくいきます。

 

「スリムフィット」や「レギュラーフィット」。

店舗ごとに呼び名は変わりますが、この表示はシャツの型紙を示しています。そして、この表示には「身幅の違い」と「アームホールの違い」も含んでいます。当然、スリムフィットを選んだほうがアームホールも細いわけです。

これまで誰もが自分のお腹周りを基準として、盲目的にシャツの型紙を選んでいたのではないでしょうか。

半袖シャツに限っては、お腹に加え、腕の太さを意識して選びたいところ。なぜなら、第1ボタンを開けて着るからこそ、首より腕を優先させても違和感がありません。むしろ、半袖に限っては、腕をすっきり見せたほうが体に合っている印象です。

 

そして色!

半袖シャツは、白ではなく、うっすら淡い色物がお勧め!ノージャケットの半袖という軽装に限っては、白より淡色・柄物のほうが爽やかに見せやすいからです。とくに、ブルー系の淡い色物やギンガムチェック柄に合わせたグレースラックス姿は、暑い夏に清涼感を与えてくれますよ。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね。